状況に応じて進化するサッカーの戦術

戦術パターン

サッカーにおける戦術は、基本的にはボールの運び方や奪い方、相手の追い込み方やポジション取りのやり方などそれに伴って判断することを言います。根本的にはそこにはチーム独特の思想や哲学があり、それがチーム色として現れて行きます。イタリアであれば先制した一点をベタ引き守備で守りきる、オランダであれば等間隔のトライアングルポジションを形成してパスをつなげていくというやり方です。このような戦術はそれぞれの国やチームで培われてきた哲学があり、チームの印象となっています。しかし、ゲームは常に様々な状況になるものであり、一試合を通じて同じ攻撃のみを繰り返すことなどありえず、またお互いにお互いのチームの戦術を研究しています。そのため、戦術もサッカーの変化に応じて進歩しており、よりゴールしやすい戦術というものが作られるようになっています。

現代では、状況に応じて戦術を切り替えていくことが一般的です。試合が始まると両チームのフォーメーションを確認しながら、誰がどんな布陣であり、何を目的にしているのか、最終ラインはどこか、最終ラインから前線までの距離など様々な情報を取得します。そのような情報を見て考えながら、相手のカウンターのスペースを作らせなかったり、相手にプレッシャーをかけて追い込むなどをしていきます。相手に合わせた柔軟な戦い方をしていくことが重要で、臨機応変に対応することによって勝つことのできる戦術を展開していくことが可能になります。

もちろんチーム全体の戦術は重要なものであり、勝つためには必要です。しかし、その勝つための戦術を行うためにはそれをできるだけのテクニックも選手には必要となってくるため、チーム全体と個々の力が合わせることが勝つことにつながります。